イエステーション堀切店のスタッフブログ
堀切さんぽ~13歩目~
みなさまこんにちは!
「堀切・お花茶屋エリア」「売買専門」のイエステーションです!
今回も、イエステーションサポーターの土屋敬子さんに堀切の魅力をご紹介していただきます♪
もっともっと葛飾区の魅力を『知りタイ』『広めタイ』『ファンを増やしタイ』ということで、毎週葛飾区内をぷらぷらさんぽしながらご紹介していきます!
今回紹介する【堀切さんぽ】第13歩目は・・・
葛飾区白鳥にあります『スガイ打楽器製作所』さんです!
プロパンガスの端材を使った珍しい打楽器『プロパノータ』を製作しているスガイ打楽器製作所さん。
プロパノータとはいったいどんなものなんでしょう…
初めて耳にする方も多いと思います!(私もそのひとりです(゚∀゚)/)
ということで、スガイ打楽器製作所の菅井肇(はじめ)さんにお話を伺ってきました!
プロパノータとは?
プロパンガスボンベの蓋の部分を利用し、それを楽器に加工したものです。
プロパノータの名前の由来は、
プロパンガスボンベの「プロパ」と、スペイン語の”音”=「ノータ」を組み合わせ「プロパノータ」と名付けられたそうです!
大きさは写真のとおり3種類あります。
大きいものほど低い音が出て、小さいと高い音がでるそうで、
菅井さんが作っているのは最大15音階。
これだけ音階があれば、ある程度の曲が演奏できるそうです!
ポロ〜ンという心地の良い音色がして、まさに夢の中にいるようなそんな気分を味わえます♪
円盤状の表面にスリット(切り込み)を入れて、ピアノでいう鍵盤の部分をつくります。
あとは、プロパノータを軽く叩くだけで、簡単に音が出る仕組みになっています。
プロパノータを作ろうと思ったきっかけ
菅井さんは昔、インターネットで似たような楽器を見つけ、「すごく綺麗な音色だなぁ、こんな楽器欲しいなぁ」なんて思っていた時、菅井さんは当時すでに、プロパンガスを使い、他の楽器を作っていたということもあり、「これなら作れるかも」とピンときて、作り始めたのがきっかけだそうです。
当時は、一つ作るのに1週間ほどかかったそうですが、
今では、一日で出来上がるくらい腕が上がったと話してくれました♪そんなきっかけで作りはじめて、10年経ったそうです(゚∀゚)!スゴイ
大半の方は家で楽しむそうですが、
一度50名が集まり、ラベル作曲の『ボレロ』を演奏したことがあるそうで、そちらの演奏の模様はYouTubeにアップされているそうです。
実際の映像がこちら⇒https://youtu.be/ucpWa6VHl5s
私が取材をさせていただいた日も、ちょうどお客様がいらっしゃっていました。
その方はなんと中野区から足を運んでいて、
元々、プロパノータに似たスリットドラムという楽器を知っており、その流れでプロパノータにご興味を持ったんだとか!
その方は人形劇をやっているそうで、そのバックミュージックとしてプロパノータを使うそうです♪
葛飾区外からもたくさんの方が菅井さんの作る楽器を求めて来るので、改めてすごい方だなと実感しました☆
一つひとつこだわってデザインされており、ポップなものから落ち着いたシックなものまで、様々なデザインがたくさんあります。
そのまま置いてあってもお洒落ですし、ライトを入れて間接照明にもなるので、インテリアとしても人気だそうです♪
また、お子供様へのプレゼントとしても喜ばれているそうで
カスタムに対応して作るのでまさに、
『世界に1つだけのプレゼント』としてピッタリ☆
菅井さんと打楽器の出会い♪
30代の頃に訪れた中南米の公園で、現地の人がどこからともなく現れて、“楽譜も指揮もないまま、太鼓を叩いて盛り上がる“・・・そんな機会に遭遇して、ワールドミュージックにハマっていったそうです。
菅井さんはプロパノータを作ることで「新たな音色を求めている人の力になりたい。今インターネットを開けばいくらでも癒しの音楽も聴けるけど、実際作ったものから出る音にはかなわないし、個人的に叩いてみてこんな楽しみ方、癒され方もあるんだとたくさんの方に知ってもらえたら嬉しい」と話してくださいました!(^^)!
最後に…
菅井さんのお花茶屋エリアのおすすめスポット
をお聞きしました♪
ズバリ!
【郷土と天文の博物館】のプラネタリウムだそうです☆
プラネタリウムを観ながら、プロパノータの素敵な音色をバックミュージックに流したら素敵だな~(/ω\)
なんて勝手に妄想してしまいましたが(笑)、、、
そんな夢のコラボがいつか実現したらうれしいですよね♪
とにかく素敵な打楽器「プロパノータ」の魅力を存分に知ることができて幸せな時間でした!
菅井さんお忙しい中ありがとうございました♪
店舗情報
スガイ打楽器製作所
住所:葛飾区白鳥3-8-7
電話:03-6873-9593
定休日:不定休