イエステーション立石店のスタッフブログ
四つ木さんぽ~第6歩~
四つ木さんぽ ~第6歩~
こんにちは!
「立石・四つ木専門」「売買専門」の不動産屋
もっともっと立石・四つ木の魅力を『知りタイ』『広めタイ』『ファンを増やしタイ』を
コンセプトに立石・四つ木の街をゆっくり『さんぽ』しながらご紹介いたします♪
私が紹介する『四つ木さんぽ』第6歩目は・・・
なんと創業は昭和39年!今年55周年を迎えた『福寿司』さんです♪
~『福寿司』のはじまり~ ★昭和39年創業★
福寿司のはじまりは、実は昭和39年よりはるか前の昭和14年~15年ごろ(戦前)のことです。
今回取材を受けて下さった星山さんの祖父が大工さんだった頃、少々お仕事が暇になってきた…とのことで、当時大好きだったという理由で、なんと見よう見まねで押上のご自宅を改装しお寿司さんをオープン!(←すごい行動力ですね!)
その後出兵し海軍でご活躍後、強制疎開でここ『四つ木』に来たそうで、そこからも『大工』と『お寿司屋』、二足のわらじを履いていたのですが、本格的にお寿司屋さんを続けるため、星山さんのお父様の弟さんが錦糸町の『福寿司』というお寿司屋さんで修行を始め、またそこから別の職人さんを呼び寄せて、ここ四つ木で『福寿司』という名前をもらい、祖父+職人さんでお店を営んでいたそうです。現在の店主(星山さんのお父様)は、その職人さんに仕込んでもらったとのこと^^
★ちなみに、ここ四つ木でオープンしたのは昭和39年12月15日★
⇒東京オリンピックが開催された、翌年昭和40年頃はもう『大工』の仕事はほぼしておらず、お寿司屋さんメインに♪
※お気づきかと思いますが、お店のはじまりから店名の由来まで一気にお届けしちゃいました♪(ついてこれてますでしょうか?^^)
~西依の素朴な疑問コーナー~
<星山さんがお寿司屋さんになるまで>
お父様をはじめ、親族もお寿司屋さんが多かったという星山さん。
『いつからお寿司屋さんになろうと思っていたのですか?』という素朴なギモンにも丁寧に答えてくださいました^^
星山さんは学生時代から体格が良く柔道をやっていたそうで、将来は柔道経験を活かし『警察官』、又は『公務員』か『お寿司屋さん』のどれかになりたいな…と考えていたそうです。
そんな中、穏やかな性格の星山さんは、街にいる警察官の様に人に向かって笛を吹いたり指導したり、ということがしっくりこなかったようで、性に合っているのかなとお寿司屋さんになることを決意したそうです♪そこから約9年湯島のお寿司屋さんで修業をし、2000年より現在のお父様が店主を務める『福寿司』で働いています^^
(星山さんが握るお寿司も絶品ですが、接客も本当に素晴らしく、まさに天職ですね♪)
~お店について~
-居心地の良い店内-
お寿司はといえば『カウンター』ですが、福寿司さんは小さなお子様連れのご家族にも気軽に来ていただけるように小上りもあります。広すぎず狭すぎず丁度良い店内は、家にいるかのような居心地の良さです♪
◆『福寿司』のこだわり◆
その1、常に進化をしている
『創業から変わっていないことはありますか?』とお聞きしたところ、無いとの回答が。
お客様も魚も変わってきている為、状況や時代に合わせ常に変化(進化)させているそうです。
※しかし、お話の中で変わっていないポイントを発見しました★
お寿司屋さん=メニューに値段が書いていない…なんてイメージありませんか?
福寿司では、お客様に安心して食べてもらえるように全て値段も書いてあり、また天災時など、相場より高いときは『買わない』と決めているそうです^^
その2、赤酢を使用
私たちに馴染みのある米から作る『三杯酢』だけではなく、福寿司では酒粕から作る『赤酢』とミックスさせた、オリジナルブレンドのお酢を使用しています。赤酢を加えることによって『コク』が出るのだそうです。
※以前、赤酢で作った『酢の物』を頂きましたが、確かに普通の酢の物よりコクがあり初めての味でとっても美味しかったです♪
その3、~当たり前のことを当たり前に~
星山さんにこだわりやモットーをお聞きしたところ、
特別なことはなく、『当たり前のことを当たり前にコツコツとやる』ことだと。
簡単そうで難しい、できそうでできない、大事なことですよね!
…見習わなければととても心に刺さりました!
◆『福寿司』人気メニュー◆
①光物(コハダ)
※『光物を食べればそのお寿司屋さんがわかる』といわれているそうで、ここ福寿司でも光物ファンがとにかく多く、その中でもコハダが1番人気だそうです♪
②煮牡蠣
※皆さん、『煮牡蠣』という寿司ネタをご存じでしたか?(私は初耳でした^^)
丁度良い柔らかさに煮た牡蠣に、穴子と同じタレをかけたもので、大人気だそうです♪こちらは冬季限定で10月~3月迄とのことなのでご注意ください。
~西依のひとりごと~
今回の取材の経緯はというと、、、
以前立石さんぽでお世話になった居酒屋『一帆』さんに飲みに行った際にお会いしたのが、今回の『福寿司』星山さんとの出会いでした^^
一帆のマスター葛西さんとは幼馴染だそうで、口数は少なくとも、長年連れ添った夫婦かのようなとても仲の良いお二人にほっこりしました。
そんな硬派な星山さんがいつも心掛けていることは、『地域の方が来やすい雰囲気作り』だそうで、老若男女、例えば銭湯帰りの方など、どんな方でも気軽に来てもらえるように、店内・メニュー・接客すべてに気を配っています^^
業種は異なりますが、『地域密着』という部分はイエステーションの目指すところと全く同じですので、親近感が沸くとともに、とても刺激をいただきました!私達も福寿司さんのように、長年地域の皆さまに愛され・頼られる、そんな不動産屋を目指したいと思いました^^
今回お忙しいところ取材を受けてくださった星山さん、ありがとうございました!
(また近々食べに行きますので、その時は宜しくお願い致します。)
■福寿司■
場所:葛飾区東四つ木4-3-4
電話:03-3691-3677
営業:17時~22時(火曜定休)※祝日は営業
その他休暇
◎年末年始:12月30日迄通常営業、1月4日~通常営業
※12月31日~1月3日迄は出前のみOK