イエステーション立石店のスタッフブログ
立石さんぽ ~第26歩~
立石さんぽ ~第26歩~
こんにちは!
「立石・四つ木専門」「売買専門」の不動産屋(新たに四つ木エリア始動しました!)
もっともっと立石・四つ木の魅力を『知りタイ』『広めタイ』『ファンを増やしタイ』を
コンセプトに立石・四つ木の街をゆっくり『さんぽ』しながらご紹介いたします♪
私が紹介する『立石さんぽ』第26歩目は・・・
明治時代から伝統を守り続けている『東京和晒』さんです!!!
~創業から今まで~
社名の通り、創業当初は「晒」(さらし)を作っていた工場でした。
明治22年頃から晒の元となる生地を仕入れ、余計な油分を落としたり、
精錬した晒を卸売りする事をメインに行っていたそうです。
晒は体に巻き付けるだけではなく、傷の応急処置で包帯としての役割もあったため
日常でも頻繁に使われていたそうです。
また、当時立石地域は川が多く用水路なども沢山あったため、
川の水を利用した染色産業が盛んな町でした。
(四つ木・立石染色村と呼ばれたほど染色業が栄えていました★)
現在も行っている『注染』と呼ばれる日本にしかない染色技法は
創業当時から受け継がれており、主に手ぬぐいに模様をつける技法で、
布の染めない部分に糊をつけて、染料を注ぎ、染め上げる技法です。
東京和晒では手ぬぐいだけではなく、浴衣の注染も手掛けていたそうです。
時が経つにつれて、さらしを使う人が少なくなり、浴衣を着る機会も減っていく中で、
新しく注染を学べる場をもっと増やそう!ファンを増やしてドンドン伝統を広めたい!
という思いをきっかけに、染色が出来る工場を建てたそうです^^
~体験、そして職人輩出へ~
東京都の伝統工芸品として指定されている注染ですが、糊をつける・生地を織る等、
一つの工程ごとに職人さんがいるほど難しい技術だそうです!
平成に入り、手ぬぐいブームが訪れ注染の重要はたくさんあったのですが、
染色業界では深刻な人手不足に悩まされていたそうです。。。
そんな中、手ぬぐいのファンだけではなく、手ぬぐいの良さを伝えて
職人を育てたいという思いから、2012年には本社ビルの横にある工場を一部解体し
手ぬぐいの製造販売・手ぬぐい教室をメインにする「てぬクリ工房」を設立しました!
なんと!現在まで約1000人もの教室参加者が注染を学び、
その中から約10人の方が職人になりました。
注染の一部を体験できる場は日本に数か所あるそうですが、糊をつけるところから
全工程を体験できるのは日本で唯一ココだけだそうです!(すごい!ますます気になりますね!)
『てぬクリ工房』という名前の由来は『手ぬぐい』+『クリエイティブ』からきており
手ぬぐいのファンを増やし、世界各国のクリエイターさんを応援しようという
熱い気持ちが入っているのです!(工房にはクリエイターさんとのコラボ商品も販売されています)
ちなみに今回取材を受けてくださった瀧澤慶子氏は、四代目である瀧澤社長の娘さんで、
手ぬぐい教室の講師でもあります。
(作業場で道具の使い方や手ぬぐい完成後のイメージ等丁寧に優しく教えて下さりありがとうございました^^)
てぬクリ工房では体験教室だけではなく、作った手ぬぐいや洋服・クリエイターさんとの
コラボ商品などなど、ご購入いただくことも可能です。
教室の卒業生が職人になってから作った手ぬぐいも数多く販売してあるので、
ぜひお好みの手ぬぐいを探してみてはいかがでしょうか。
~松村のひとりごと~
正直に言いますと手ぬぐいにはあまり馴染みがなかったので、
使えば使うほど味が出てきて肌触りも変わってくるなんて全く知りませんでした!
作りたて(新品)の手ぬぐいよりも、何度も使って洗って、を繰り返した手ぬぐいの方が
フワッとしているんです!これには本当に驚きました!←実際に触らせていただきました★
模様も複雑(繊細)なのにとってもキレイに仕上がっているので本当に感動します!
体験教室も楽しそうで、皆さんも世界に一つだけの手ぬぐいを作ってみませんか?
私も一度教室に行ってみます!その時はよろしくお願いします^^
◇『東京和晒株式会社』(東京和晒創造館 てぬクリ工房)
◇東京都葛飾区立石4-14-9 地図はこちら
◇電話番号:03-3693-3334
◇営業時間9:00~18:00
◇定休日:土日祝(体験予約時は営業致します)
てぬクリ工房はこちら→https://souzou-kan.info/koubou/
イエステーション立石店 担当:松村
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